2018年9月10日より、U-NEXTで松田優作主演の「遊戯」シリーズを配信開始しました。
1989年40歳の若さでこの世を去った松田優作。
その遺伝子は、俳優になった二人の息子達にも引き継がれています。
まだ松田優作作品を観たことがないかたも、この「遊戯」シリーズのハードボイルドアクションを見れば、その魅力がわかります。
U-NEXTで配信中の「遊戯」シリーズ
遊戯シリーズは全部で3作品作られています。
監督はすべて村川透。
アクションやハードボイルド作品は、彼とのコンビで作られている作品が多いです。
【殺し屋・鳴海昌平】が主人公のハードボイルド・アクションシリーズ。
今見てもかなり派手なアクションシーンが展開します。
第1弾「最も危険な遊戯」のアクションのいち場面はこちら。
「最も危険な遊戯」(東映・1978年)
殺し屋の鳴海(松田優作)が敵一味にさらわれた杏子(田坂圭子)を救うため、襲ってくる一味の車(230セドリック)と戦う。
そして鳴海が、突進してくる車の運転手を射殺、車はドラム缶を台に横転する。pic.twitter.com/Acuqa2gya0— 爆破・破壊bot (@bakuha_bot) 2018年7月28日
U-NEXTで配信中の松田優作出演作品
遊戯シリーズ以外にも、たくさんハードボイルド・アクション作品に多数出ています。
大都会PARTⅡ(1977年)
大都会PARTⅡ
石原プロ制作の刑事ドラマ「大都会」。
PARTⅢまでありますが、松田優作はPARTⅡのみの出演です。
渡哲也に次ぐ2番手という大きな役柄でした。
蘇る金狼(1979年)
昼はうだつの上がらない会社員が、夜になると豹変するという。
風吹ジュンが可愛いです。
野獣死すべし(1980年)
野獣死すべし
役作りのために10キロ減量。頬をコケたように見せるために奥歯を上下4本抜いたという逸話も残っているこの作品。
東大卒で頭脳明晰、しかし人間憎悪と暴力衝動を秘め、強盗や殺人を繰り返す翻訳家というサイコな役柄を演じています。
ア・ホーマンス(1986年)
ア・ホーマンス
2018年9月17日配信予定
松田優作が主演・監督・共同脚本・プロデュースまで収めた唯一の作品。
当初の監督と作品の解釈に乖離があり、監督が降板。その後松田優作が監督を努め、脚本も大幅に書き換えたという作品。
石橋凌と寺島進の映画デビュー作品でもあります。

ブラック・レイン(1989年)
ブラック・レイン
リドリー・スコット監督。
マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、内田裕也、國村隼などが出演する。
松田優作の遺作となった傑作です。
アクションだけではなく、濃厚な人間ドラマにも出演しています。
現在配信中の作品は。
- ひとごろし(1976年)
- 人間の証明(1977年)
- 陽炎座(1981年)
- それから(1985年)
- 華の乱(1988年)
も配信中です。
最後に「人間の証明」のテーマ曲を。
※紹介している作品は、2018年9月現在配信されている作品です。既に配信が終了している場合もありますので、最新の状況はU-NEXTの公式サイトで確認ください。
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